Windows 95 が記憶と違った
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久々に Windows 95 を触った。現役バージョンだった当時も何度か触った記憶がある。…ところがあらためて触ってみるとびっくり。こんなに Mac っぽかったっけ!?
- フォルダをダブルクリックすると必ず新しいウィンドウが開く
- 戻る/進むボタンどころかツールバーすらないメニューバーとアイコン表示エリアだけのシンプルなウィンドウ
- ウィンドウの位置やサイズがフォルダごとに記憶されてる
- すでに開いているフォルダをまたダブルクリックすると既存ウィンドウが手前に来る
っていう感じで Explorer がかなり Classic Mac OS の Finder っぽい「フォルダ = ウィンドウ」的な挙動をしていて、まったく記憶と違うことに気づいた。
ずっと Explorer の設定にシングルウィンドウと切り替える項目があるのは知っていたし探すと 95 にもそのオプションは存在するのだが、デフォルトがこちらなのは意外だし同時に 3、4 を実現していたのもだいぶ印象と違う。
調べると、Explorer がデフォルトで遷移方式になって戻る/進むのボタンがついたのは、1997 年になって登場した Internet Explorer 4 とセットの「Windows Desktop Update」を追加インストールした状態かららしい。自分の Windows 95 の記憶ってそこからなのか…
OS 9 とかの時代、Finder とこういう部分の挙動を比較しながら「Mac OS って Windows とは根本的に設計思想が違うんだよ」って語る記事とか読んでたのもあり、後からなされた変更だとは思わなくなっていたのでした。
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