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乗り換え&復活

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2ヶ月間...

仕事の忙しかった 4 月のある日、MacBook Air が電源を入れても歯車ぐるぐる状態のまま、起動しなくなってしまった。

あらかじめ作ってあった非常用起動ディスク(Leopard をインストールした USB メモリ。とても便利!特に MacBook Air は DVD ドライブを内蔵していないので。)で起動してディスクの検証を行ってみると...

内蔵ハードディスクが、ソフト的におかしくなってしまったみたい。
Time Machine バックアップの内容もちょっと古いし...
再インストールして環境を作り直すのも大変だし、
初代 MacBook Air、あれから 2 年か...
そういえば数日前に MacBook Pro の新型が出たな...

ということでこれまで使ってきた MacBook Air と同じ 13 インチの、一番安いものを...

バッテリー

今回のアップデートの目玉。10 時間も動く Mac のノートなんて、過去最長!?
20% と表示されていてもまだ 1 時間持つなんて...

SD カードスロット

写真をすぐ取り込めるので便利。自分のカメラは CF しか使えないので SD/CF 変換アダプタを購入した。(これまでは 1GB の Microdrive を使っていた...)

Mac の OS では画面内で「ディスクの取り出し」の動作をしてから取り出すけど、これを行っても、このスロットは CD ドライブのように機械的に排出はしないし、音もしないし、PC や外付けリーダーのように光ったりもしないので、抜いていいのかどうか不安になってしまうのが気になった。

ディスプレイ

MacBook Air に乗り換えたとき、初めてのグレアディスプレイだったので移り込みを心配していた。実際は LED バックライトによって明るくなったのもあり、そこまで映り込みはなかった。

しかし今回はそれに加えてディスプレイ全体をガラスが覆っている。
実際に使ってみると、やはり MacBook Air よりは映り込む。後ろに窓があるときはかなり見にくい。

それでも強力になったバッテリーのおかげで普段使用するときに輝度を上げる余裕ができるため、我慢できないほどではない。(でも暗い映像を見ていると自分の顔が映り続ける...)

そういえば輝度の変更をするとき、一瞬で変わるのではなくじゅわっと変わるようになったみたい。どのモデルからこうなったのかは不明。

トラックパッド

期待していた部分。ガラス製のトラックパッドの手触りは気持ちがいい。
全体がボタンになったのは Apple が採用する以前から望んでいたことでありうれしい。たまに指が無意識にボタンを探してしまい戸惑うけれども。

困ることが一つ。これまで使ってきた PowerBook G4, MacBook Air に比べてクリック音がうるさいのだ。iMac ではマウスのクリック音がうるさいためにペンタブレットを使うようになったぐらいなので、これは気になる。

今回から慣性スクロールが使えるようになった。1 つ 1 つのアプリケーションの実装に任せるのではなく OS の機能で実現するという方針はいいと思う。
使ってみたら、カーソルが指と同じ動きをするのに対してスクロールだけ慣性がかかっていることに違和感を感じたので「なし」に設定した。

キーボード

初めて US キーボードにしてみた。

Mac ではある程度の割合で US 派と JIS 派がいる。自分の基準では、かなキーと英数キー(トグルではない)を備えていることが最低条件なのだけど、「KeyRemap4MacBook というソフトを使うと左右のコマンドキーに、にかな/英数を割り当てられるよ、ほかの文字キーと同時に押しているときはコマンドキーとして認識させられるよ」と聞いていたので、見た目がかっこいい US キーボードを導入してみたのだ。

実際にこのソフトで設定してみたが、自分は文字を入力しながら、かな/英数を押してしまう癖があるらしく、RapidWeaver でこれを書きながら何度もウインドウを閉じそうになったり、「ひ to り go と」を丸ごと複製してしまったり...

結局設定を変更して、左右のコマンドキーをかな/英数専用に、左右の option キーをコマンドキーに、control キーを option キーに設定して、JIS と変わらない操作感に。見た目はややこしいけど。
次購入するときはどちらでもいいかな。

ボディ

MacBook Air 同様、ユニボディはすばらしい。キーボードも安定しているし。
エッジが気持ちいいので何度も触ってしまう... 新品の石けんみたい

しかし、画面のフタを開けるのが重いような。なかなか開かない。またヒンジがおかしくならないといいけど...
あれ以来、ふたを開けるのが怖い。

パフォーマンス

個人的には、Intel Mac になってから Mac のパフォーマンスはもう十分。昔のように「あと 200 MHz ぐらい速かったらいいのに」ということを考えることもなくなったし。自分の使い方では Core Duo の iMac で十分満足だ。

だから、Apple が CPU は Core 2 Duo のまま、バッテリーとノート型の弱点だったグラフィックスを強化したことはいい判断だと思う。

初代 MacBook Air から乗り換えたので、グラフィックスはまともなものになり、メモリは 2GB から 4GB へ、ハードディスクも余裕ができ、より快適になった。

ポートなど

Ethernet、FireWire 800、Mini DisplayPort、USB 2 が 2 つ、音声入力、CD ドライブなど搭載している。

でも自分は USB はあまり使わなく(使っても 1 つだけ)FireWire もあまり出番がないし、インターネットはワイヤレスで、外部ディスプレイやプロジェクタにもつながない。DVD は iMac で観るし、音楽だってインターネットで買うのがほとんどだったりするので、この点では MacBook Air が一番向いている。

電源アダプタ

使いやすい MagSafe で、コンピュータとつながる部分も MacBook Air のものと同じ形状だ。
MacBook Air のものより一回り大きくなってしまったが、45W と 60W の違いなので仕方がないか。

まとめ

これほどの内容でありながら、10万円ぐらいあれば手に入ってしまう。いい時代だ。

ということで、気に入っています。

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