iTunesVolume 1.1.4
- 配布物
遅くなったけど、先日リリースした iTunesVolume 1.1.4 についてのメモ。
情報ウインドウの自動リサイズ
リサイズする方向が変更できるようになった。
情報ウインドウで、コメント/歌詞を自動選択
情報ウインドウは歌詞、コメント、Podcast の説明など、いろいろな情報を表示できる。
でも、Podcast の説明などは「コメント」タブに表示されるので、普段歌詞を表示している人は手動で切り替える必要があった。
これからはコメント/歌詞のうち、存在する方を表示してくれるのでその必要はない。
ちなみに作者はあまり歌のある曲を聴かないので、情報ウインドウはコメント(演奏メンバーなどをいれる)の表示にしか使ってない。だから歌詞取得機能もつける気はない。
環境設定ウインドウの見た目
ちょっと微調整。
スライダーの右側に現在の値を文字で表示するようにしたり、スライダーの目盛りの数を調整したり。
ラジオボタンの配置はシステム環境設定「Dock」を参考にした。この配置方法なら横長にできる。
(Dock.prefpane の nib ファイル を見ると、Matrix は使わず単純にボタンを 2 つ配置しているみたい。同じようにそれぞれボタンを配置した。)
アプリケーションのサイズ
小さくなった。(7.6 MB が 4 MB に)
TIFF 画像を全部 Photoshop の「Web およびデバイス用に保存...」で PNG-24 に圧縮し直したり、できるだけ画像を使わずに CTGradient で描画するようにしてみたり(例えば、HUD ウインドウのタイトルバー)した結果。
環境設定ウインドウを閉じたときにメモリを解放
前からこうしたかったのだけど、環境設定ウインドウに使っている Window Controller のメモリを解放すると、なぜかアプリケーションが落ちてしまい、できなかった。BSFontWell が自身を NSMutableArray に追加してしまい、retain count が増加して、ウインドウが解放されても解放されないためだった。
そこで、THFontWell から release/retain しない Mutable Array や、複数選択を可能にする方法などを丸ごとコピー。なかなか登場しない ibplugin(Interface Builder 3 で必要)も作った。
これを BSFontWell と呼ぶのは tsawada2 氏に失礼なので ZMBSFontWell にクラス名を変更(TH も追加するべきかも...)。そしたら結局 BSFontWell を含む nib ファイルは Interface Builder 3 で開くことができないままという事態に...
フォントウェルがカラーウェルのように複数選択可能に。
Shift キーを押しながら。
「シャッフル」メニュー
ある海外の人からの要望。
アートワークのデフォルトイメージ
アートワークが存在しない場合に、デフォルトイメージを表示できるようになった。
iTunes が終了するときに iTunesVolume を自動で終了する機能
自動で起動する機能はつけなかった。これを実現するためには iTunes の起動を監視して、iTunesVolume を起動するためのプロセスを起動させておく必要がある。それぞれのソフトがそういうプロセスを用意するのはスマートではないと思うのだ。J.S. Mach で知った、Do Somethig When というフリーウェアで実現できるので、それがおすすめ。
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