2 つの新プラグイン
- 配布物
Trump Albums
多くの iTunes は検索機能を備えている。でも自分はあまり検索機能に興味がなかった。
アーティストや曲名を入力して曲を探す検索機能は、「何を聴きたいのか」がはっきりしているときは便利。しかし音楽の聞き方は人それぞれ。いつも聴きたい曲がはっきりしているわけではない。
ならばシャッフルを使えばいいじゃないかという話だけど、自分の場合、シャッフルではそのとき聴きたくない雰囲気の曲が再生されることが多くあまり使わない。ある程度の方向性は自分で決めたいのだ。
「ランダムだけど今の気分にあった音楽を選ぶ」これを実現するのが新プラグイン Trump Albums。
スライダーのコンテクストメニューから起動すると
適当なアルバムを 3、4 枚選んできて表示する。クリックすれば再生。
さらに、前の記事で書いた「DJ にリクエスト」の動作、Shift キーを押しながらクリックするとそのアルバムから数曲が iTunes DJ に追加される。
これを繰り返して、気分にあったアルバムを選んで行くだけでそのときにぴったりの iTunes DJ に。
Track Browser
2 つ目のプラグインの名前は Track Browser。機能は名前でわかるはず。
これまで Mousqueak はマウスのための iTunes コントローラだと言ってきたが、このプラグインはキーボード操作前提。ホットキーを押さない限り表示できない。
環境設定で指定したホットキーを押すと
ウインドウが表示される。矢印キーで iPod で曲を選ぶようにブラウズし、return キーで再生。
もちろん Shift キーを押しながら return キーを押すと適当に iTunes DJ に追加される。
Finder のように、名前の最初のアルファベットを数文字入力すれば項目を選択できる。普通の検索機能もあるよ。
そういえば、よくある iTunes コントローラの検索機能では小さいアートワークプレビューが表示される。自分は小さいアートワーク表示が好きではないのだ。
だからこのプラグインでは...
どちらもしっかり Core Animation を使っているので Leopard 以上専用。
(でも Track Browser は Tiger 上でも少し動く。多くの機能が未実装だけど雰囲気はわかるかもしれない...)
Track Browser のために、スクロールバーやホットキー変更フィールドなどいくつかの HUD な部品を作った。そのうち配布するかも。
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