ひtoりgoと

気づいたら CS3 のライセンスを失っていた話

Mac ソフトウェア

Illustrator CS3 をたまに使う。使用頻度は低いものの、たまに印刷物を扱うと必要になることがあるから古い Mac とともに保管してあったのだ。

昨日、久々にそんな機会が訪れたのでその古い環境を立ち上げ CS3 を使おうとしたらシリアル番号入力欄が表示された。...大丈夫、パッケージはここにある。

大切に保管

ライセンス認証サーバの終了

ところがうまく認証されない。調べると、もうライセンス認証を管理するサーバが終了して認証できなくて、数年前までこっそりやってた救済措置も終了したからまったく使えないらしい。

オリジナルのインストールディスクをお持ちの場合でも、Creative Suite 2、3、4 は再インストールできません。これらのアプリケーションのライセンス認証サーバーはすでに廃止されています。

いやいや、そんな話聞いてないよ。お詫びすら一言もないし。CS2 のときはサーバ終了がそこそこニュースになったからいつかそんな時が来るだろうと警戒はしていたのだが、今回は特に話題にならなかったし Adobe からまったく連絡がなかったから気付きようがない。「Creative Cloud に移行してくれ」というメールは過去に何通も送ってきたのにね。

こういうのは何度も送るくせに

使い続ける権利

大切に保管してある DVD がただのキラキラした円盤になり、古い iMac の役割が勝手に取り上げられた。新しく買い切り版が買えないだけならまだしも、購入済みのユーザが古い環境でそのライセンスを使い続ける権利ぐらい保証すべきではないか。

ある時期からサブスクリプション契約者数(=会社の業績)を増やすことしか考えてない感じが露骨な Adobe。むしろ買い切り版にしがみつくユーザは「数字を増やすのを邪魔する厄介者」でしかなく、あえて知らせなかったのではないかと疑ってしまう。

CS2 で Mac 版にアクティベーションの仕組みが導入されたときに「これ本当に所有権を維持できるのだろうか」と危惧していたことが実際に起こってしまった。コピープロテクトと購入者の所有権って相性が悪くて「電子ブックストアが閉鎖して購入した本が読めない」などとよく問題になってるし、EU も消費者の権利を守りたいのなら「iPhone は Lightning を廃止しろ」なんてどうでもいいことを言っていないでこういうことに切り込んでほしい。

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とにかくまた Adobe のイメージが悪くなったし、こういうやり方をする会社にお金を払いたくないなと思ってしまった。特に Illustrator は .ai ファイルが業界標準の一つになっているから堂々と Photoshop より強気な価格設定だけど使わざるをえないのが悔しい。「名前にアとドが入っていたら要注意」という教訓が自分のなかで形成されつつある今日この頃。

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