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App Store も円安

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極端な円安が進行してなんでも高くなる世の中、ついにそれが App Store にも反映されるというニュースがあった。

2022年10月5日から、チリ、エジプト、日本、マレーシア、パキスタン、ポーランド、韓国、スウェーデン、ベトナム、およびユーロを通貨とする全地域のApp StoreでのAppとApp内課金(自動更新サブスクリプションを除く)の価格が上がります。

Appleが変更しなければ現在36,800円(Tier78)の「Final Cut Pro」は価格改定後48,800円に、Tier72の「Logic Pro」は24,000円が31,800円になると思われるので、

M2 MacBook Air の登場とともに値上がりした Mac とかもそうだけど、今回の上昇率は無視できないレベル。欲しかった高額 App はすぐにでも買ったほうがよさそう。

でも iOS にしろ macOS にしろ、昔ほど高価格帯の魅力的な App って見かけなくなってる気がする。むしろ個人的には iTunes Store で映画や音楽が値上がりするほうがダメージが大きそうなので慌てていろいろ買い込んでる。

映画を買い込む!

新作なんて確実にこの値段では買えなくなりそう

Amazon で売ってる DVD みたいな割引はしなさそうな印象の iTunes Store だけど、映画なんかはディスクと同様に 3 部作のセット売りとかが存在しているし、数十年前の旧作でも 4K 対応した作品が増えていることを考えると意外にお得だったりするのだ。

かつては「画質なんて DVD で十分」なんて言ってた時代もあったけど、さすがに個人が作る YouTube ビデオですら最低でもフル HD が当たり前になると目が肥えてしまい、たとえ Prime Video で無料で観れる作品でも 4K で売っているとそちらに惹かれてしまう。 

実は数年前に 4K Blu-ray を集めかけたのだけど、Xbox One X にディスクを挿入して電源投入から読み込まれるまで数十秒以上待って字幕と音声を指定してやっと観られるのってかなり心理的ハードルが高く、これまでの例でも一度観た作品を見返すのは圧倒的に iTunes Store とか Prime Video だと気づいてしまい、最近は「買うなら iTunes Store」という気分に戻っている。

物理ディスクには「所有する安心感」みたいなものがなくもないのだけど、このプラスチックの円盤は意外に寿命が短いと言われているし、特に映画 Blu-ray なんてバックアップを何重にも取れる CD とも話が違い、保存状態にもよるだろうけど高いお金を出してたった十数年の視聴権を買っているに過ぎない。そう考えると iTunes Store で購入してストリーミング再生するほうがよっぽど便利で安心で場所をとらないのではないだろうか。

サブスクリプションでこれだけ観れる現代において所有にこだわるのもどうかと思わなくもないけど、あれだけ人気作品に出演していたピエール瀧や香川照之ですら突然の不祥事発覚で扱いがひっくり返ってしまうことを考えると、どの作品がいつ観られなくなるのかなんて予測不可能。少なくとも本当に気に入った作品は買っておきたいものだ。

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とはいえ、ただの物欲ならともかく、世の中の変化に合わせて慌てて物を買い込むのは気持ちのいいものではないですね。ほどほどなレートに戻ってほしいと願うばかり。

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