iTunesVolume 1.0.1

作ったもの

やっとリリース。ダウンロードはここから。
iTunesVolume(iTunes Volume じゃない)について、まだ書いてないので書く。

2005 年から開発していた「スライダーだけ」な iTunes コントローラ、iTunes Volume。
そもそも、AirTunes 機能で音量調節をするために作り出したこのソフト。

「スライダーで再生/停止がしたい」「アートワークを表示したい」「そうだ、スリープタイマー」などと欲しい機能をどんどん足していくうちに、高機能になっていった。

だが、当時はプログラミングの知識などほとんどなく、「やりたいことが実現できればいい」と思いながら作っていたため、無駄だらけ、読みづらいコードで埋め尽くされていく。
しばらくして AppleScript Studio の限界を感じ、勉強をしたわけでもないのに Cocoa に手を出すから余計にひどいことに。

ある程度 Cocoa がわかるようになり(結局本は 1 冊も買わなかった)、自分の書き方を確立してきた去年の真ん中あたり、「0 から書き直したい」と思いはじめた。
2007.11.11、ついに iTunes Volume の後継プロジェクト "iTunesVolume" 開始。
(調子に乗って 9.1 まであがってしまったバージョンナンバーも 1.0 にリセット。)

以下、iTunes Volume からの変更点など。

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iTunesVolume でのアートワーク表示について

作ったもの

TotalTunes Control や CoverSutra などの iTunes コントローラでは、スキンによってアートワークの見た目を豪華にしている。

zumuya でも iTunes Volume の開発当初にこのアイデアを考えていたのだが、一つ気に入らない点があった。
これらは、アートワークの上に一枚の画像を貼付けるという構造(「CoverSutra 方式」とする)になっている。

この方式だと、あらかじめ決められた形(正方形)の画像しかきれいに表示できない。
そのため、iTunes Volume では採用しなかった。

iTunesVolume でアートワークアピアランス機能を追加。

これは CoverSutra 方式とは異なり、表示の度にアートワークのサイズで 9 枚のハイライト画像を表示の度につなぎ合わせ(HTML の、テーブルと画像を使ったボックス作成方法みたいな感じ)、それをアートワークにかぶせるという方式をとった。

これならリサイズもできるし、正方形以外の形にも対応できる。 ZMArtworkResizableAppearance という形式。

でも、CoverSutra 方式の方が、形が決まっていて画像が一枚で済むので自由なデザインが作りやすいというメリットがある。
そこで思いついた。両方に対応して、正方形とそれ以外のときで設定できるようにすれば両者のメリットを利用できる。正方形のときは自由なデザインの CoverSutra 方式、それ以外のときはリサイズ可能な ZMArtworkResizableAppearance で表示するのだ。

独自形式を作るのもカスタマイズの幅を狭くするだけ。
もうすぐリリースの最新バージョンではなんと CoverSutra のスキンファイル(.coversutraSkin 形式)がそのまま使えるようになる予定(というかすでに完成している)。カスタマイズの幅が広がるはず。

Mac ハードウェア

封筒の中に何かが!
...というのは見飽きたので書かないけど、MacBook Air を 2008.2.18 に入手。

Aluminum PowerBook G4 以来(以下「PowerBook」とはこれのこと)のノート型 Mac。 いろいろと感じたことを書いてみる。

初・本格的に Leopard

外付け HDD に入れてテストすることはあったけど、普通に使うのは初めて。
Tiger に比べて細かいところがいろいろと快適になってる。20 inch スクリーンの iMac では必要を感じなかった Spaces も、この Mac なら便利に使えるのかもしれない。

iTunesVolume も Leopard の新機能をどんどん使っていく予定。

ワイヤレスの快適さ

PowerBook を手に入れたときも思ったけど、買ったばかりなのにすぐ無線 LAN に接続、.mac の ID とパスワードを入れるだけでメールやその他の設定も自動、iTunes を起動するだけで別室の iMac の音楽が聴けて iPhoto を起動すれば写真も見れるという素晴らしさ。

AirMac Express のおかげでスピーカーやプリンタも無線。普段は何も有線接続せずにやっていける。

何年もかけてじっくりとネットワークのあり方を研究してきた Apple だからこそだせるマシンだと思った。

ちなみに接続速度は PowerBook より速く、通信範囲も広い気がする。

初・MagSafe

MagSafe は使いやすい。PowerBook は使っているうちに本体との接触が悪くなってしまったがこれなら大丈夫そう。足を引っかける心配がないのも大きい。

MacBook Pro が登場したときの、PowerBook のものどころか AirMac Express よりも巨大な電源アダプタ(現在はもっと小さいらしい)を見て「これはひどい」と思ったものだけど、これは PowerBook のものより小さいのでうれしい。

初・MacBook タイプのキーボード

MacBook で一新され、薄型の Apple Keyboard にも採用された、キーがそれぞれ空けられた穴の上に配置されているタイプのキーボード。 十分打ちやすい。

個人的に気になっていた、ファンクションキーのところにあるメディアキー(再生/一時停止、次へ、前へ)は、予想通り、普段は iTunes を操作するみたい。

これなら iTunesVolume にホットキーで iTunes を操作する機能も実装しなくて済むな。(もともと「マウスのための iTunes コントローラ」なので実装する気はなかったが。)

初・光沢液晶 & LED バックライト

これまで映り込みの少ないノングレア加工の液晶しか使ってこなかったので光沢液晶は不安だった。以前見た、友人の光沢液晶の VAIO ノートの画面が見にくかったというのもある。

でも、起動してみてその心配は消えた。ほとんど反射はないし、LED バックライトのおかげか、非常に画面が明るい。

色もくっきり(自分はそれほど色のわかる人間ではないが)していて見やすいと思う。

初・Multi-Touch トラックパッド

自分が持っているモデルの PowerBook 以来、ノート型 Mac には二本指スクロールが搭載されている。二本指スクロールは一度使うと手放せないほど快適かつ便利。

その後、二本指クリックで副クリックもできるようになり、マウスにできてトラックパッドではできないことはなくなった。

今回 Multi-Touch で追加されたアクションはピンチ・スワイプ・回転。
ピンチは指を開いたり閉じたりすることで拡大縮小をするアクションで、画像編集で便利。個人的には Finder のアイコン表示が対応していたのがうれしい。
三本指で画面を切り替えるスワイプも便利。Safari や Finder で「戻る/進む」ができる。 多ボタンマウスのボタンに割り当てるよりも自然な動作!

それでも、対応してるソフトはまだ少ない。
Multi-Touch アクションを好きなキーボードショートカットに設定できるフリーウェアの MultiClutch を試してみた。
Safari で上下スワイプをタブの切り替えにしてみた(SafariStand のサイドバーが上下方向なのでちょうどいい)。

ただ、Cocoa アプリケーションにしか対応していないので「Photoshop で拡大縮小や回転を Multi-Touch で」という願いはかなわなかった。
このソフトはまだ開発途中らしいので注意。

そういえば、いくつかのサイトで二本指スクロールの指を動かす方向が逆では?といわれている。

個人的にはスクロールバーを動かしている感覚なので気にならないけど、どうしても気になる人は、シェアウェアだけど Smart Scroll を入れることで解決できる。(でも、これのためだけに買うのは高いか。)

使い心地

箱を開けて薄さを実感。それに(PowerBook と比べて)軽い。

スピーカーはモノラルでいい音でもない。音楽は AirMac Express で飛ばしているので関係ない。

パームレストが低くなっていて机との段差がなく快適。

そういえば、昔使っていた初代 iBook のパームレストはなめらかな曲線で心地よかった(Al PowerBook よりも)。
Laptop Magazine's Best and Worst Laptop Designs Ever のワースト 1 に選ばれたらしいけど個人的には絶対にそんなことないと思う。
頑丈だし、バッテリーも当時としては長持ちしたし、見た目もそんなに安っぽくないし、あの時代に無線 LA(略

ディスク

SSD は高いので HDD にした。HDD の音は気にならないけど、たまに回るファンの音がやや気になる。

Boot Camp

仕事でも使うので初めて Boot Camp で Vista をインストール。
...相変わらず文字がきれいじゃない...
マウスカーソルの加速も不自然だ...

まとめ

PowerBook よりも曲線を多く使ったデザイン。
実際より薄く見える見た目も魅力的だし、点灯時のみ金属から透けて見える iSight ランプやスリープランプ、つないでいても見えない電源コネクタ、主張しない電源ボタン、持ったときの手触りなど、細かい点にも気を使われている。
余分なものをのせていないおかげで「持ったとき/使っているときの感覚」を優先できている感じがする。
使い心地はこれまでの Mac で一番ではないか。

これ一枚でなんでもするのは無理があるけど、ほかのマシンから作業を持ち出すには最高の環境。
ということで、自分は気に入った。

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